投資初心者必見!お金社員を雇う前に知っておきたい3つの基本

お金社長

「投資を始めたいけど、なんだか難しそう…」
そんなふうに感じていませんか?

投資を会社経営になぞらえると、お金は「社員」として働いてくれる存在です。私たちは社長になり、お金社員を雇って、自分の代わりに働いてもらうことができます。

でも、いきなり採用を始めても、投資の世界のルールを知らないままでは、せっかくのお金社員を活かせないかもしれません。
そこで今回は、お金社員を雇う前に知っておきたい3つの基本を解説します。

リスクとリターンの関係を知る

まず押さえておきたいのが、投資の世界では「リスクとリターンはセット」だということです。

お金社員に例えると、リターンは「お金社員の働きぶりから得られる利益」、リスクは「思ったより成果が出なかったり、損失を出す可能性」のこと。

お金社長
お金社長

雇ってみないと、本当に活躍してくれるかはわからないですよね

たとえば、

  • ベンチャー企業のようなチャレンジ精神旺盛なお金社員を採用すると、大きな成果を出す可能性はありますが、失敗して赤字を出すリスクも高めです。
  • 大手企業のように安定志向のお金社員を採用すれば、利益はそこそこでも安心して長く働いてくれる可能性が高いです。

つまり、どのくらいのリスクを許容できるか」によって、どんな投資先を選ぶかが決まるのです。

投資を考えるうえで大切なのが、自分のリスク許容度を知ることです。

リスク許容度とは?

リスク許容度とは、簡単に言うと「資産がどのくらい減っても心の安定を保てるか」という基準です。

社長の状況や考え方によって「どんな社員をどれくらい雇えるか」が変わってきます。

リスク許容度を測る要素はいろいろありますが、次の5つを例にみてみましょう。

  1. 年齢
  2. 収入
  3. 保有資産
  4. 投資経験
  5. 性格


年齢
 若い社長なら、多少の失敗をしても立て直す時間があるので、チャレンジ型のお金社員を多めに雇いやすいです。
 一方、リタイアに近い社長は、大きな失敗が取り返しにくいので、安定型のお金社員を中心に採用したほうが安心です。

収入
 毎月の収入が十分にある社長なら、リスクをとってチャレンジ型の社員を多く採用できます。
 逆に余裕が少ない社長は、生活に支障が出ないように安定型の部署を重視する必要があります。

保有資産
 すでに多くの資産を持っている社長は、多少の赤字が出ても会社全体が揺らぎにくいので、リスクをとった採用も可能です。
 逆に資産が少ない社長は、会社が倒産しないように、守り重視の雇用バランスを取る必要があります。

投資経験
 経験豊富な社長なら、波のあるお金社員を上手にマネジメントできます。
 初心者社長なら、まずは安定型の部署で様子を見る方が安心です。

性格
 多少の赤字が出ても冷静に「長い目で見れば大丈夫」と思える社長もいれば、少しのマイナスでも不安で眠れなくなる社長もいます。性格によっても、雇える社員のタイプは変わります。

つまり、リスク許容度とは どんなお金社員の働き方をどれくらい受け入れられるか なのです。

分散投資でリスクを減らす

次に大切なのが「分散投資」です。

一つの部署だけにお金社員を集中させてしまうと、その部署が失敗したときに会社全体が大きなダメージを受けてしまいます。
しかし複数の部署に配属すれば、ある部署が不調でも、別の部署がカバーしてくれる可能性が高まります。

これが「分散投資」の考え方です。

具体的には、、、
  • 株式だけでなく、債券や不動産などにも分ける
  • 日本だけでなく、アメリカや全世界にも広げる

こうした工夫をすることで、会社(あなたの資産)の経営はぐっと安定します。

卵は一つのカゴに盛るな」という言葉は聞いたことがありますか?
これはまさに分散投資を表しています。

お金社長
お金社長

卵を一つのカゴに盛って、そのカゴを落としてしまった場合はどうなると思いますか?

インターン生
インターン生

中の卵が全部割れてしまうかもしれないです><

お金社長
お金社長

そうですね!
複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、他のカゴの卵は影響を受けません^^

つまり、、、
卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれませんが、
複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落として卵が割れてしまったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむということです。

お金社長
お金社長

ひとつの商品だけに集中して投資をするのではなく、複数の商品に分けて投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教えですね

長期投資の大切さ

最後に覚えておきたいのが「長期投資」です。

お金社員は、短期間で成果を出す社員もいれば、じわじわ実力を発揮する社員もいます。数ヶ月で結果を求めすぎると、本来の力を発揮する前に解雇してしまうかもしれません。

投資の世界でも、短期の値動きに一喜一憂するのではなく、10年、20年という長い目で育てていくことが大切です。

たとえばアメリカ株(S&P500)の長期チャートを見ると、短期では上下を繰り返しながらも、長期では右肩上がりに成長してきました。

S&P500のチャートを載せているので、実際にみてみてください^^

お金社長
お金社長

コツコツ雇ったお金社員を長く働かせることで、資産は自然と大きく育っていきます!

まとめ

投資を始める前に押さえておきたい3つの基本は…

  1. リスクとリターンの関係を知る
  2. 分散投資でリスクを減らす
  3. 長期投資でお金社員を育てる

この3つです。

お金社員を雇う(投資を始める)ときには、短期的な利益を追いかけるのではなく、会社経営のように「リスクを管理しながら、分散させて、長く育てる」視点が大切になります。

お金社長
お金社長

最初から完璧に理解しようとする必要はありません。自分のリスク許容度の範囲内で、実際に小さく始めてみると、だんだん実感としてわかってくるはずです^^

あなたの会社に、お金社員を迎え入れる準備は整いましたか?

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お金社長
お金社長
ご覧いただきありがとうございます。 当ブログを運営しているお金社長と申します。 投資の利益でダイヤの指輪を目指すアラサー女性です。 これまで積立投資をメインに資産運用を行ってきましたが、より大きな成長を目指して個別株投資に挑戦しています。 投資経験はまだ浅い部分もありますが、学んだ知識や実践した内容を記録しながら「資産形成のリアルな過程」を共有していきます。 同じように投資を始めた方、これから挑戦したい方の参考になれば幸いです。
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